大人の趣味として憧れの機械的時計、購入した後のお手入れも魅力の一つですよね。繊細なつくりが魅力の機械的時計ですが、その分使用後の手入れは重要になってきます。ここでは自分で出来る日々の手入れの方法と保管方法についてを紹介します。
大人の趣味として憧れの機械的時計、購入した後のお手入れも魅力の一つですよね。繊細なつくりが魅力の機械的時計ですが、その分使用後の手入れは重要になってきます。ここでは自分で出来る日々の手入れの方法と保管方法についてを紹介します。
機械的時計の手入れは長く付き合っていく上で大切な工程の一つです。手入れ方法を間違ってしまうと故障を起こしたり、内部腐食で使えなくなってしまうかもしれません。それぞれのパーツに適切な手入れを施しましょう。
機械的時計の手入れはとにかく繊細な機械部分に自分では触れないようにすることが重要です。ムーブメントのメンテナンスは専門の知識を持った職人の人に依頼し、普段からあまり大きな振動を与えるような使用方法…
機械的時計に水は大敵。中の機械部分はとても繊細なものなので、風防(ガラス)やケースを磨く際にも水やクリームなどは使用しないでください。もし使用後に汗や雨粒などの水分が時計に付着してしまったら、すぐ…
仕事を頑張ったとき、目標を達成したとき、ボーナスをもらったときなど、たまには自分にご褒美をあげたいと思いますよね。そんなとき、普段買わないような高級時計を真っ先に思い浮かべる人は少なくないでしょう…
機械的時計は保管方法にも気を配りましょう。繊細な機械なので、保管方法によっては時間に誤差が出てしまったり、内部腐食を引き起こす可能性があります。基本的な保管方法から長期間使わない際の上手な保管方法まで、機械的時計にストレスをかけない保管の仕方を紹介します。
機械式時計は精密な機構を持ち周囲の環境から影響を受けやすいため、保管方法や保管場所には気を使う必要があります。まず、使用したらケースやストラップの簡単なクリーニングをして保管するのが基本です。日々…
機械式時計は動かない状態でそのまま保管するよりも、常に時計の内部の歯車が動いている状態で保管するほうが時計の精度を保つことが出来ます。ですから保管方法で止まったまま保管するということは絶対にしては…
機械的時計は保管場所や保管方法によって、状態が悪くなる場合があります。特に、高温多湿になる場所は機械的時計の内部に不具合を起こしやすく、避けた方がいいとされています。室内で高温多湿になりやすいのは、台所や浴室・洗面所などです。台所はお湯を沸かした時や炊飯器から蒸気が出るため、蒸気によって湿気が多くなってしまいます。また、浴室や洗面所は水の中に落とす可能性もあり、保管場所には適していません。窓の近くも湿気が多い場所になるので、避けた方がいいでしょう。冬場は結露が起こりやすく、結露の水分でも機械的時計の内部に不具合が生じます。 著しい温度変化も機械的時計に悪影響があります。著しい温度変化がある場所は、冷蔵庫の中や暖房器具の側です。特にストーブやヒーターなど50度以上になる機器は注意しましょう。温度変化が起こると、機械的時計の金属が膨張と収縮を繰り返します。金属が多少でも変形してしまうと、内部の不具合が起きやすいです。直射日光が当たる場所も避けた方がいいとされています。その理由として、日光の日焼けによって金属が劣化するからです。金属の劣化はほこりや油脂・化学物質などでも起こるため、それらに触れる場所も避ける必要があります。
強い振動や磁気も機械的時計に悪影響を及ぼします。腕に付けている時の振動程度なら問題ありませんが、強い振動がある場所で保管するのは控えましょう。例えば、継続的にブルブルと振動する機器の上は要注意です。マッサージ機器や電化製品の上は、継続的な振動が起きている可能性があります。電化製品は振動だけでなく熱も発生しやすいため、その上に保管するのは避けましょう。また、機械的時計を何度も落とすと内部の動きが悪くなり、故障の原因になります。よって、高い場所に置いたり、壁にかけたりするのは避けるのが望ましいです。 磁気も機械的時計の性能を悪くする要因の一つです。家の中には磁気が飛んでいる電化製品が多いため、それらを把握しておく必要があります。磁気があるものはテレビや電子レンジ・スマートフォン・パソコンなどです。IHクッキングヒーターも、磁気が出ています。電化製品からの磁気は微量ですが、針を動かすモーターなどに影響が出る場合も多いです。特に強い磁気に触れると、時刻のズレが生じてしまいます。つまり、磁気が発生する場所の側で継続的に保管していると、見た目は問題なくても、時刻のズレなど内部で問題が発生してしまうのです。